きなこ
です。
以前”勅題饅頭”をご紹介した世田谷区千歳船橋の
『東宮』さんで、
この季節の和菓子
”椿餅”を買ってきました。

実は、比較的最近まで、この”椿餅”って知らなかったんですが、源氏物語や宇津保物語にも名前が出てくる、古くからの和菓子なんだそうです。その歴史は、桜餅や柏餅よりも古いそうですよ。
この椿餅、基本形は椿の葉二枚で餅を挟んであるのですが、
お店によって中のお餅はさまざまのようです。
手元にある本を見ただけでも、
名古屋の川口屋さんは”白いういろう餅に葛を着せ、漉し餡(こしあん)を包んだもの”、
虎屋さん、鶴屋八幡さんはどちらも道明寺粉で餡を包んでいるけど、
虎屋さんのは肉桂を混ぜてあるので色は黒っぽく、
鶴屋八幡さんは白、そして、
東宮さんのはピンクの道明寺でした。
これもお店によって違うようですが、
売り出す季節は、秋から冬にかけてのようです。
おおむね、椿の花期に合わせて・・・ということでしょうか。
東宮さんでは、去年はひな祭りのお菓子と一緒に買ったような気がするので、2〜3月くらいかも知れません。
私の中では、冬の中にも、ちょっとだけ春の兆しを感じる季節の和菓子というイメージです。